vol.7 しょ→トオイ
夏の終わりに聴きたい曲たち



<しょの選曲>
1. Zungo / YoleYole 『ひかり』(2007)
2. 水平線 / マイク眞木 『ビーチボーイズ Original Sound Tracks II』(1997)
3. 夏なんです / 山弦  『Indigo Munch - EP』(2005)
4. 想い出の渚 / デュークエイセス  『デュークエイセス コーラス図鑑』(1997)
5. 八月のさよなら / K.P.M. 『八月のさよなら』(2007)
6. Summer Eyes / 久保田利伸  『LA LA LA LOVE THANG』(1996)
7. 夜の海を走って月を見た / 高野寛  『Hullo Hulloa』(1998)
8. 風よ吹け / 南ぬ風人まーちゃん  『海と島とパパイヤと』(2001)
9. ノーウーマンノークライ / ネーネーズ 『オキナワ - メモリアル・ネーネーズ』(2002)
10. 二十歳の夏 / NONA REEVES  『DESTINY』(2000)
11. Endress Summer Nude / 真心ブラザース  (1997)
12. Watermelon / 東京スカパラダイスオーケストラ feat. 高橋幸宏 『GRAND-PRIX』(1995)


2008.8.3.
酒井匠


<トオイの感想>

どうもです。

気軽に出したテーマだけど、なかなか強力なことになりましたね。
もはや秋の気配も漂っている。季節の変わり目って、どうしてこんなに切なくなるんだろう。
って、たぶん死ぬまで考え続ける気がします。

なんだ、この独白的エッセイみたいな文章は。。

今回とくに印象に残るのは、というか、個人的に沁みたりえぐられたりするのは、5, 10, 11あたりです。
分かりやすいな。。

少し別の話になるかもしれないけど、何だか最近、自分の感性の狭さを感じるというか、まあ、狭いなら狭いで深く太くなるしかないなとも思っていますが、ああ、元気がない人になってるな。ごめんなさい。。

また別の話だけど、今回しょくんが曲目リストを書いた紙のイラストが、とてもかわいくて楽しかったです。
全然音楽の話にならないなー。

自己言及するみたいだけど、好きなものとか感じるものって、言い方が悪いけど、事故みたいなもので、改めてジャンルやスタイルによって決められるものではないな、と当たり前のことを思います。だけど、ついあまり手を伸ばさないジャンル、というのができてしまうのも事実で、たぶんぼく自身の音楽の探し方では、5は自力ではきっと発見しなかったと思います。これは、しょくんが聴かせてくれたことで知って、しかも初めて聴いたときからすごく魅かれました。

今日阿佐ヶ谷で彼らと改めて出会うことになるわけですが、隣の隣みたいな、近所のようなところに、彼らのような音楽をやる人たちがいることが、不思議でもあり、とても楽しくてうれしいことだと思ったりもします。ぼくも楽しく気楽にはじけたいです。


2008.8.22.
トオイダイスケ


<しょのリターン>

阿佐ヶ谷、お疲れ様でした。ありがとう。
あしのなかゆびの案外くんも、非常に楽しそうでした。あの後、トオイと一緒に演奏できるありがたみを語ってましたよ。みたいな。はは。

さて、CD交換日記です。
(実はなかなか好視聴率みたいよ、これ。反響ないけど。いろんな人に、会うと「あ、見てるよー」と言われる。)
8/22のBGMもこの選曲を中心に攻めましたが、なんつーか僕は「夏の終わり」ってのが、すごく好きみたい。
切ないんだけど、切なさにひたらず、ちくしょい夏を終わらせてなるものかっ、とアクティブに過ごす、でもやっぱり涙が出ちゃう、男の子だもん!みたいな。
だめだ、まだ酔っぱらってんのかな。

意識したわけじゃないんですが、フタをあけてみたら全部和モノだったね。
背伸びしない、肌感覚の近さ、みたいなものと、夏の終わりというのも、またリンクしていそうな気がする。
夏の終わり = 夏休みの終わりで、小学生ノスタルジーみたいなものも含まれてたりするのかもしれない。
て、完全に雰囲気でしゃべってるね。支離滅裂。

二十歳の夏は、海で、ナイミューvol.2でした。
あの頃は楽しかったなー。
あの頃以上に楽しく過ごせてるかなあ。
過ごせてるな! たぶん!
僕の今年の夏はこの週末で終わりですが、明日からも精一杯生きていこうと思います。


ちなみに紙のイラストはJim Woodringです。
フリゼールのジャケとかでおなじみの人です。


2008.8.24.
酒井匠


次回 トオイ→しょのお題:「アッパー或いはアゲアゲ」